「もっと自分らしく生きていいんじゃないの?」 心の制限を外してくれる師匠たち。

心理学日々の気づき

こんにちは、桐山慶子です🌹

先日、お弟子さん仲間とカウンセリング実習をしました。お互いがカウンセラー役、クライアント役となってカウンセリングについて体験する実習です。

私はクライアント役の際、自分の仕事や趣味をテーマにしたのですが、もっと話したいなぁ〜と思ったことがあったので、その話題をこちらに書くことにしました。

目次

  1. ◇わたしの仕事について
  2. ◇知的に障害を持っている人たちの生き方
  3. ◇働く中で変わった「障害」への概念

◇わたしの仕事について

私は知的障害者施設に勤務しています。今年で14年目になりました。

それまで障害を持った人との関わりはなかったのですが、社会的弱者とされている人をサポートしたいと漠然と思っていて、たまたま求人が出ていた中から見つけたのでした。

ためしに面接だけでも受けてみようかな

と軽い気持ちで受けた職場に、まさか10年以上も勤めるとは。自分でも驚きです。

◇知的に障害を持っている人たちの生き方

「障害者施設に勤めている」と話すと、

「すごいねぇ」「私にはできない」とか、よく言われます。

私も働くまではそう思っていた気がします。

まともに関わったことがなかったですからね。

大声を出す人とか、何をするかわからないとか、そんなイメージだったかなぁ。

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初めて挨拶で施設をまわった時は、

・前のめりで握手を求めてくる人
・手を叩いたり声を出して喜びを表現する人
・文字や絵を書いてプレゼントしてくれた人 etc…

いろんな人がいました。

また、全員が歓迎モードだったかというと、そうでもなくて。

部屋の端から様子をうかがって見ている人や、私の話を完全スルーして好きな漫画を読んでいる人もいました。笑

彼らは、自分の〝今〟感じている気持ちをありのままに表現するのが得意なんですよね。

普段人に合わせてガマンばかりしていた私にとって、〝まず自分ありき〟の世界はかなり衝撃的でした。

◇働く中で変わった「障害」への概念

障害って、生きづらくて不便で、不利なもの、邪魔になるもののような感じがしていたけれど

彼らと日々関わることで、

障害が「特別ではなく日常」になり、「短所や欠点ではなく個性」だと感じられるようになっていきました。

直すとか、受け入れるとか、乗り越えるとかじゃなく。

ありのままを〝活かす〟生き方。

そんな感じ。

もちろん、人をケガさせてしまったり、自傷をしてしまうような行動は止めなければいけませんが

個人を尊重したり、欠点を欠点として捉えない視点はカウンセリングでも大切にしたいと思っていることです。

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私にとって、職場で関わる彼らは

「もっと自分らしく生きていいんじゃないの?」

と、心の制限を軽快に吹っ飛ばしてくれる師匠のような存在です。

こないだのお弟子さん講座で〝カウンセラーとして誰かのビジョンになる〟ことにワクワクを感じていた私。

きっと、ありのままの自分を楽しみたいんだなぁ。

これからも引き続き、自分の「スキ♡」を追求しこうと再認識できました。

なんかスッキリ^^

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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