父の抑圧した怒りや無力感は、家族に対する愛情からくるものだったんだということに気付きました。【お客様からの声】

こんにちは！
心理カウンセラー／心理学講師の
桐山慶子（ケイティ）です。

少し時間が経ってしまいましたが、
個人セッションを受けてくださったAさま（女性）より、
セッションのご感想をいただきましたので紹介させていただきます^^

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先日はありがとうございました。

カウンセリングから1日経って、色々な感情が出てくる中で、仮説ではありますが

父も私と同じ「助けたい症候群」だったことに気づきました。

私の父は次男坊で両親とは別々に暮らしていたのですが、
それでも毎週実家に帰り、両親の病院や散髪の送迎を欠かさず、毎週リハビリにも付き合っていつも両親の側にいたんです。

それはただ両親のことが好きだったからだと思っていたのですが、
父の両親は生まれつき聾唖（ろうあ）者で、きっと父やその家族は一部の人から差別を受けて育ったと思うんです。
大好きな親が差別されていたら、無力感や世間に対する怒りを抱えると思うんです。

そして、他人への怒りは自分にも向くので

「なんで守ってやれなかったんだ。俺がもっと頑張れたら、父ちゃんも母ちゃんも後ろ指さされなかったのに。俺のせいだ、俺のせいだ」

と父は思っていたのかもしれません。

こう考えると次男坊なのに両親最優先の父に納得が行くんです。

これって、私の無力感や助けたい症候群と似ていますよね。

だから父は、家族が後ろ指さされないように、
自分の両親が少しでも「立派に息子を育てた親」と世間から認めてもらえるように、

死ぬ気で勉強して一浪して有名大学に入って、表向きは国のために働きたいからと言って公務員になったのではないか？と思いました。

こう考えると、父から見たら、私は両親とも五体満足で、差別されることもなく、両親のために頑張る必要もなくて、
そんな甘ったれた私を父が見ていると、父が抑圧してきた無力感や怒りのスイッチがオンになって、父は私を叩いちゃったのかもなとも思えました。（許せはしないですが）

そして、今までは父の抑圧した怒りが私は怖くてしょうがなかったのですが、

その怒りは私ではなく、本当は父本人に向けられていたこと

その抑圧した怒りや無力感は
父の家族に対する愛情からくるものだったんだということにも気付きました。

そうしたら父に対する恐怖が薄まって、ラインではありますが、

「大好きだよ。私や母やお爺ちゃんお婆ちゃんのために頑張ってくれてありがとう」
「パパのおかげで今幸せだよ」

と伝えることができました。

今まで避けてきた無力感を桐山さんのカウンセリングで感じる覚悟ができたり、
桐山さんが私の深い部分(潜在意識)にフォーカスしてお話してくださったおかげで、

自分の深い部分にアクセスできました。

長ーい話になってしまいましたが、本当にありがとうございました。

これから変化がありましたら、また桐山さんにメールにてご報告させてください！
本当にありがとうございました！

Aさん、ご感想ありがとうございます^^♪

私の個人セッションを受ける前から、すでにたくさん自身と向き合ってこられていたAさん。

１回１回の変化がとっても早く、セッションさせてもらう私の方が感動することばかりでした！

＊

◆家族に対して抱く感情について

あなたは、両親や兄弟姉妹に対して、どんな気持ちを感じているでしょうか？

私たちは心のどこかで

「家族だから愛さなければいけない」
「長男・長女だからしっかりしなければいけない」
「家族に問題を抱えている人がいるので、私は我慢しなければならない」

など、暗黙のルールを設定していることがあります。

そして、そのルールが守れなくなりそうになると、

「自分が未熟だから」
「他の人はできているのに」
「こんなことでイライラするなんて自分が情けない」などと、

自分を攻撃したり否定したりして、

自分を責めることで現実との辻褄を合わせようとします。

（家族を責めたり否定したりすることもありますが、その始まりは自分自身を責める気持ちから来ています。）

＊

でも、自分が感じる感情は自分だけのもので、嘘がありません。

ムカつく、許せない、悲しい、寂しいetc…

ネガティブな感情だったとしても、自分の気持ちは尊重してもいいのです。
いい人になろうとして、無理をしなくてもいいのです。

まずは自分の感情を認めて、許して、受け入れる。

不完全な自分を愛する。

そのプロセスを踏むことで、家族に対しての見方が変わって、新たな気づきを得られるようになっていきます。