あなたにとっての「あの人」は誰だろう?
私がこれから書くのは、好きな人に贈りたい言葉たち。
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【できない】 【手伝ってほしい】
小さい頃からできること、最後までやり遂げることはエライことなんだと思っていた私。
「さすが、しっかりしてるのね」
って大人に言われると、嬉しかったような。
心の奥ではちょっぴり複雑だったような。
私の思春期〜20代は、家族の突然の死や病気に見舞われて少し頑張らなくてはならない人生だった。
〝しっかりしている私〟には、安心して弱音を吐ける場所や泣かせてくれる場所がなかった。
それでね。家族に出てくるパターンは、恋愛においても強力に影響してしまう。
「私はまだまだ頑張らなくちゃいけないんだ」って思っていたから、しんどい恋愛ばかりしていたんだよね。
男って、なんでこんなにヘタレばっかりなの?と思っていたけど(失礼)
彼らがヘタレなのではなく(笑)
私が助ける隙を見せないから、助けられなかった(助けが必要だと思われなかった)
ってことだったみたい。
檻に閉じ込められている姫。その鍵を持っているのも姫。自分で開けるなら誰も必要ないよね(笑)
昔も、きっと私が「つらい」「泣きたい」と言えば泣かせてくれる場所はいくらでもあったんだろう。
使えない男たち(失礼)にしてしまったのは、私が原因だったのだ。
姫が「助けて」と言わないと、ヒーローはいつまでも現れない。
「できない」「手伝ってほしい」は、目の前のあの人をヒーローに変身させる魔法の言葉なんだ。
「できない私も、愛してくれる?」
「ありのままの私を、見せてもいい?」
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あの人に伝えたい50音。
読んでいただきありがとうございます。
あなたの50音も、よかったらぜひお聞かせくださいね。
次回もお楽しみに。
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