カウンセリングの効果はその場だけでは終わりません。
私は何もしていないし、変わっていないはず…なのだけれど、問題が問題でなくなったり、周りから見た私が少し変わるらしいのです。
その効果を、セッションを終えて2週間経った今でもじわじわと感じております。
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先月のお弟子講座でジュンコ先生にしてもらったデモセッション。録画を見返してみるとトータルで20分もなかったのに相談→返答→号泣まで到達したわたし。(認めたくないけど、泣く準備万端だったようです。笑)
セッションでは、普段隠している孤独感や寂しさについて、言葉だけではなく感情レベルでのシェアをさせてもらいました。
感情レベルって何?と思う方もいるかもしれませんね。
要は、「寂しい」と言って泣きました。
文字で書くと、子供っぽい感じがしてしまいますが…
わたしは過去、色々な事情で本当の感情を表に出さないようにして生きていたので、気持ちを外に表現することへの抵抗感が強いんですよね。
感情を素直に表現できる人を見ると羨ましさを感じます。
なので、気持ちをシェアすることってとても勇気のいることでした。
(問題の影に才能ありなのか?表現する才能があるとも言われることもありますが、いつもドキドキしています。)
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大人は我慢が上手なんだけれど、溜め込むと自分自身だけでなく、外側にも影響が出てしまうんですよね。
例えばかつて、私は怒りを出すことを封印していて、そうしたら、怒る人がたくさん周りに現れるようになりました。
例えばかつて、頑張りすぎて弱みを見せないようにしていた私は、周りから相談されることはあっても話を聴いてくれる人には出逢いませんでした。(出逢っていたかもしれないけど、無意識に見ないようにしていた可能性大です)
現実に起こる問題は、自分の気持ち一つで180度捉え方が変わってしまったりします。
解決するためには自分との対話。これに尽きます。
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前置きが長くなりましたが…
わたしは今、職場に苦手と思っている相手がいます。それは育休が明けて復帰してからずっとあった悩み。
お互い苦手意識を持っていて、なるべく話をしないようにしていました。(ある意味気が合う。笑)
それが、状況が変わった訳ではないのに、最近優しく感じるのです。
先日は「桐山さん、あの…」と、名前も呼んでもらえました。いつもは呼ばれてなかったと思うんだけどな。(些細な変化になぜ気が付いてしまうんでしょう。)
気まずくて、顔を見ても挨拶はあまりしていなかったのに、今日はわたしから「おはようございます^^」と言っていました。無理なく微笑んで挨拶できた自分に驚きました。
かかってくる内線も、心なしか相手の声がいつもより優しいと感じるような…。
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はじめは「なぜ???」と不思議いっぱいでしたが、関係性が変化した理由に思い当たりました。
そう、デモセッション(プチカウンセリング)を受けたからだ!と。
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ついつい頑張りすぎてしまう性格のわたし。怖い印象を持たれたり、話しにくそうと思われることがあります。(実際はポンコツなのに…)
そう思われてしまう時は、自分の心に相手を受け入れる余裕がないんですよね、きっと。
セッションで自分の抱えていた気持ちを少し解放したことでゆとりができて、表情や雰囲気が柔らかくなったり、抜け感が出たりしたのかもしれません。
相手が変わったように見えるんだけれど、相手が変わったわけではないのです。
抱え込んでいた感情を解放(発散)した
↓
相手の変化を感じ取る余裕が生まれたことで私の雰囲気が変わった
↓
相手がそれに応じた雰囲気になった
という構図なのです。
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今回、職場の悩みはまったく相談していないんですけれどね。カウンセリングの副産物、ラッキーでした♪
さいごに補足☆
デモセッションで、私はジュンコさんやお弟子仲間の前で泣きましたが、感情を出す時に涙を流さない方もいらっしゃいます。
泣くから良い、泣かないからダメということではありません。
涙は感情表現の中のひとつなだけであって、泣かない自分は悲しみや寂しさが人より少ないのでは?と思う必要はありませんのでご安心を。(私は過去、そう思っていました。)
「感情が豊か」なのと、「感情表現が豊か」なのは別物です。
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