先週、仕事終わりに身体のメンテナンスをしに行ってきました。今回で2回目。
お弟子仲間の洋子ちゃんから教えてもらったカイロプラクティックです。
鍼灸や低周波治療などの経験はあったものの、カイロプラクティックって未知の世界でした。
即効性を感じてちょっとハマっています。
(施術してくださる先生が同世代だったり、たくさん身体の話を教えてくれたりするのもよかった)
◆カイロプラクティック、初回の施術
初回はまず、カウンセリングシートに過去の病気・ケガ歴などを書きました。
わりと健康だと思い込んでいたのですが、書き始めたら結構ありました。
(捻挫、骨折、突発性難聴、帝王切開、じんましん、喘息、アレルギー数種類…)
施術中にも「あ、そういえば」と思い出したりして。
自分のことって忘れがちなんだよなぁ。
出産前後に通っていた地元の整体では骨盤のゆがみや股関節ほぐしなどをやってもらっていましたが、ここでは高校時代に捻挫した足が身体のゆがみに影響している説が浮上。
自分ではどちらの足を捻挫したのか覚えていないほど、痛みがないので、これを聞いてびっくり。
右足を捻挫していたのですが、その反動(?)で左足に重心がかかりすぎているらしいです。
しかも、立っている時も歩く時も、左足の外側に体重を乗せていることがわかりました。
言われてみてハッとしたのですが、わたし、左足の側面だけやたら固いのです。
謎が解けた~!
少し考えてみればわかりそうなのに、気づかない不思議。
それで、足のゆがみは
ふくらはぎ→太もも→腰(骨盤)→背中→肩→首
のゆがみへと影響しているとも言われました。(私は慢性的な首・肩こり持ちです)
「肩こりを和らげたいなら足元からだよ」的なことを教えてもらい、もう目から鱗。
揉みほぐすような施術はほとんど行わなかったのに、身体がとても軽くなって魔法みたいでした。
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◆2回目の施術(今回)
初回の施術を受けた後、
自分の歩き方や立ち方を気を付けるようになったら「立ち方のクセ」が無性に気になり始めた私。
とにかく、左足の外側に体重を乗せているんですよね…。
自分でもびっくりしたのですが、足首を内側に曲げてまで外側に体重を乗せていたんです。
なにこの立ち方!意味がわからない( ;∀;)
そりゃ脚も身体も疲れちゃうよね…。と先生に報告したのですが。
「無理して直す必要はないよ。」との返答が。
理由があってそうなっているのだから、無理して直したら疲れちゃう。
少しずつ元の位置に戻していけばいいと教えてもらいました。
それって、カウンセリングと似ている!
もちろん、患部に直接アプローチするのも必要だと思うのですが、自己攻撃強めな私は「すごい凝ってる!」「歪んでる!」とか言われるたび、ダメ出しされているような気持ちになりがちなんですよね…。
施術してくれる方もダメ出しのつもりで言っているわけじゃないと頭では分かっているけど、そういう方が担当になった場合は毎度微妙な気持ちになって帰宅することになり、スッキリしません。
夫はそんな私を見て「引きずりすぎじゃない?」と笑っています^^;
問題をダメなこととして見ない姿勢、人として見習いたい〜!
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◆障害を持っている人に対しての支援も同じかもしれない。
私は知的障害者施設で栄養士をしていますが、食べ方のこだわりやクセを直すために支援方法を色々考えることがあります。
その際、嚥下の研修で講師をしてくださった歯科医師の先生から
「直すべきものなのか、個性として活かすのか?という視点を持つこと」
というアドバイスをいただきました。
その視点を持っていると、
肘をついて食べて行儀が悪いと思っていた人が、実は上半身の姿勢を保つために肘をテーブルに乗せていたとか、
食べ物を丸呑みしてしまう人は、丸呑みしたいわけじゃなくて、嫌いなものを頑張って食べようとした結果の行動だったとか、見えなかった事実を見つけられるようになりました。
(丸呑みしてしまう場合は、噛んで味わうという行為を学習し切れていない場合や、早く終わらせたいという気持ちが強い場合などもあります。複数理由がある場合もあるし、まぁ色々です。)
そこに気がつけると、支援の仕方も「ダメ」と制限する方法ではなく、本人が過ごしやすくなる方法を考えることができるようになります。
- 肘を乗せなくても身体が傾かないように椅子と脇の間にクッションを挟む
- 嫌いな食べ物を確認して、量をあらかじめ減らす。飲み込んでも危なくない大きさにカットするetc…
↑合理的配慮という考え方です。
もちろん、とても強い行動障害があって自己制御できない等、制限せざるを得ない事もありますし、合理的配慮をしてすんなり解決するかといったらそうではない事例も山ほどありますが…。
サポートする側の向き合い方で、互いの気持ちにゆとりが出るのは確かです。
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◆カウンセリングも同じ
カウンセリングも同じですよね。
カウンセラー側の向き合い方が本質(愛や才能)を見ているかどうかで、クライアントさんの気持ちに差が出ると思います。
(あぁ、自分に刺さってイタイ…)
人にお手当てしてもらいながら、栄養士としてもカウンセラーとしても大切にしたい在り方について感じた週末でした。
今ある問題に目を向けてしまいがちだけれど、そうならざるを得なかった理由がある。
その方の愛や才能の部分を見る。
今後も心に響かせて、精進してまいります。
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