「セクシャリティ」と見た目や胸の大きさは関係あるの?【キリヤマ的セクシャリティ論・Q&A特集!!】
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みなさま、こんにちは!
心理カウンセラー/心理学講師の
桐山慶子です。
本日は【キリヤマ的セクシャリティ論】第3弾!
過去、痛々しい恋愛ばかりを繰り返していた私が
セクシャリティの問題と向き合ってきた結果、幸せなパートナーシップを手に入れた!!
という経緯を生かし、
これまで7年かけて学んできた「セクシャリティ」についてのあれこれを綴っていく企画です。
「セクシャリティ」と聞くと飛びつきたくなる、肉食系のあなたに向けてお送りいたしますね!
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今回はセクシャリティQ&A特集です!!
どうぞお付き合いくださいませ^^
◆【Q1】長い不倫は相互依存ですか?
このご質問は「セクシャリティ」の講座でいただいたのですが、
不倫を相互依存で捉えて考えたことがなかったので即答できませんでした^^;
でも、とっても斬新な視点だなぁと思って講座後も印象に残っていたので
後日、カウンセラー仲間とお茶している時にトークテーマにあげてみました!(不倫についてフラットに語れる仲間がいてありがたすぎる)
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そもそも不倫というのは自分と相手だけではなく、
「自分の夫」や「相手の奥様」などが加わった3者、もしくは4者で成り立っている関係です。
なので、自分と不倫相手の関係だけを見て考えるということにちょっと無理があるのですね。
例え夫婦関係が破綻していたとしても、
そこもひっくるめて3人(ないし4人)でパートナーシップのバランスを保っていると考えるからです。
ですが…
そこで話が終わったらつまらないじゃないですか。笑
なので、仮にどんな関係だったら不倫を相互依存って呼べるのかな?って考えてみました。
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まずは「不倫」という関係について。
不倫と言ってもいろんな関係性があってひとくくりにはできないのですが
基本的にはパートナーとうまくいっていないとか、
パートナーに本当の自分を見せられないなどの理由で始まることが多いのではないでしょうか。
(パートナーが最高の相手ならば、他の異性と恋愛しようとは思わないので)
すると、不倫関係は基本的には人に言えない恋だったり、
自分を傷つけるような刺激的な関係性となります。
(人に言えない後ろめたさは罪悪感からくるものです。)
*
一方、それに対して相互依存の状態は…
・win-winの関係が築ける
・信頼関係が築ける
・与えることと受け取ることが同時に起こる
・対等性を手に入れられる
・心がより自由になる
・感情を生き生きと感じられる
・思考と感情のバランスが取れるようになる
・才能が発揮できる
・自分軸が確立できる
・自己肯定感が高くなる
・本来の自分自身で生きられる
・ライフワークを生きられる
という感じ。
(この相互依存の状態については師匠ブログより引用しております。根本さんあざっす!)
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これらを踏まえると、
不倫相手にも不倫相手のパートナーにも罪悪感を持っていない状態。
不倫に関わる人たち(夫・妻・不倫相手や不倫相手のパートナー)それぞれが信頼し合っていて
周囲にもオープンな(罪悪感がない)状態が相互依存に近いのかな?と考えてみたのですが、
複数恋愛をしたことのある友人にこの話をしてみたところ、
罪悪感がなくなることはないのでは?という返答が…(じゃあどうしたらいいのだ…)
と、
ちょっと途方に暮れかけましたが。
最終的には罪悪感を感じることがあっても相互依存の関係になることは可能では?という結論に至りました。
なぜなら、罪悪感をきれいさっぱり無くすということは、
不倫している/していないに関わらず、生きている限りは「ほぼ不可能」だからです。
なので、罪悪感を時に感じることがあったとしても
〝対等性〟や〝お互いを尊重し合って楽しく生き生きと過ごせている状態〟を感じられているのならば
それは相互依存…なのかもしれません。
ここまで考えてキリヤマ的には、不倫に相互依存が存在するのなら、
不倫ではなく「ポリアモリー」という関係性が相互依存に近いんじゃないかな?と感じました。
ポリアモリーとは、
それぞれが合意の上で複数のパートナーと関係を築く恋愛スタイルです。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
https://jobrainbow.jp/magazine/whatispoliamory
あとは、例えば村(集落?)で複数の家族が入り混じってそれぞれの子供を育てるみたいな環境も相互依存になるんじゃないかな~なんて思いましたよ。(かなり稀だとは思いますが。)
まぁ、この話はキリヤマが感じたことを綴ったまでで、相互依存かどうかを知ったところであまり意味はないです…。
不倫が相互依存だろうが、罪悪感たっぷりの関係だろうが、
幸せを感じられるかどうかは本人たちの心持ち次第だと思うので^^
*
他のカウンセラーさんから見た意見は全然違うかもしれませんし、
白黒はっきりつけられる話でもないと思います。
この件に関しては深刻に捉えず、息抜き感覚でお読みいただければなぁと思います^^
【回答】
「不倫」という関係性においては、お互いの関係を他者に秘密にすることで、秘密にされている側の人は2番手だと感じやすくなる。
すると結婚相手(1番手)との競争が生じるので、対等の関係にはなりづらく、相互依存を実現するのは難しいと感じました。
それぞれが合意の上で複数のパートナーと関係を築く「ポリアモリー」という恋愛スタイルならば、相互依存に近いのではないかと思います。
※とはいえ、キリヤマはポリアモリーを体験したことがないので、超個人的見解です。あしからず。
◆【Q2】セクシャリティと見た目や胸の大きさは関係ありますか?
セクシャリティに関するブログ記事を読んでくださった方からこんなご質問をいただきました。
はじめまして!セクシャリティの記事を見てずっと気になっていたことがあったのですが、
私は「胸が大きい」ことをずっとイヤだと思っていました。
それは、セクシャリティに関連するのでしょうか?
私は夫よりも稼ぎたかったし、いい妻でいたくて、助けを求めることができませんでした。
それで夫は自信をなくして、浮気したんじゃないかなぁと思っています。
男っぽい格好も好きで、小学校は男子が着るような格好していました。女と見られるのがイヤでした。
最近はそんなことはなく、女を楽しんでいて、授乳して胸がなくなった今、もっと楽しんどけばよかったと思います 笑
セクシャリティ=生きる力であれば、見た目とか、胸の大きさとか関係ないのでしょうか??
ずっと気になっていたことなので、教えていただけたら嬉しいです。
相談者:はなこ様
はなこさん、ご質問をありがとうございます^^
ご質問をいただいてから1ヶ月経ってしまいまして…
回答が亀の歩みで遅くなってしまいましたこと、申し訳ありませんー!
先ほどの【Q1】と同様、この件に関しても完全にキリヤマの独断と偏見で展開させていただきますね^^
セクシャリティと見た目や胸の大きさは、
「関係ある」と見ることもできるし、「関係ない」と見ることもできると思います。
以下、書き連ねていきますね。
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◇関係あると見る場合
まず、はなこさんご自身が
「胸が大きい」ことをずっとイヤだと思っていたということに関して。
ご相談の後半には「女と見られることがイヤだった」と書かれていらっしゃったので、
女性としての自分に、何かしらネガティブなイメージを持つ出来事があって、
このネガティブな観念を、女性(女性性)の象徴である自分の胸に投影して
〝胸が大きいことがイヤだ〟と、感じるに至ったのかなと思ったのがひとつ。
(なぜ胸が女性性の象徴か?というと、胸は愛を与えるパーツ…赤ちゃんにおっぱいをあげるパーツであり、母性を連想するためです。
また、大きな胸は女性特有の丸みや柔らかさを強調するものなので、女性らしさや色気も連想しますね。)
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あとは、思春期に「胸が大きいことで目立ってしまう」とか、
「異性からイヤな扱いを受けたことがある」とか「同性から嫉妬される」ようなことがあったりすると、
目立ちたくない → 目立つ大きな胸が嫌い!
と思うようになったというのがひとつ。
胸の小さい人から見れば羨ましく感じられることでも、
はなこさんにとってはコンプレックスになっている場合があるんですよね。
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◇関係ないとみる場合
セクシャリティ(生命力や性的魅力)は見た目や胸の大きさにかかわらず誰もが持っているものです。
化粧っ気がない人や胸の小さな人でも、
人を惹きつける魅力にあふれた女性は存在します。
逆をいえば、見た目や胸の大きさが優れているからといってもセクシャリティが豊かであるとは限りません。
女性の胸は色気を感じやすいパーツではあるのですが、
・身長が高い/低い
・手足が長い/短い
・体重が軽い/重い
・はっきりした顔立ち/おとなしい顔立ち etc…
これらと同じで、
見た目の違いはただの「個性」のひとつであり、そこに人が勝手な意味付けをしているだけに過ぎません。
*
例えば、日本人女性はふくよかな体型を嫌う傾向にありますが
外国ではふくよかであればあるほど魅力的で、胸やお尻の小さい女性は子供っぽいと見る文化もありますね。
身体のつくりは目に見える形で分かりやすいので納得感があり、優劣をつける・つけられるということが起きやすいです。
なので、もともとのセクシャリティの豊かさを
〝胸が大きいからだ〟と理由付けしているだけに過ぎないと見ることもできると思います。
【回答】
セクシャリティは見た目や胸の大きさに関わらず存在します。
化粧っ気がない人や胸の小さな人でもセクシャリティの豊かな人はたくさんいます^^
逆をいえば、見た目や胸の大きさが優れているからといってもセクシャリティが豊かとは限らず、
はなこさんのセクシャリティは胸の大きさに関係なく豊かであるとキリヤマは感じました!!
◆【Q3】パートナーにゆだねるってどういうことか知りたいです。
このご質問は、講座後のアンケートにていただきました。
セクシャリティの解説をしたはいいものの、解決策についての事例紹介が少なかったようで
「具体的にはどうすれば?」の質問を色々いただいております。(解説不足ですみませんー!)
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パートナーにゆだねる(サレンダーする)というのは、
流れに身を任せるとか、抵抗しない(笑)とか、
思考でコントロールしないというような意味合いで捉えていただければと思います。
ゆだねる練習に関しては、色々とできるワークがあるのでご紹介しますね^^
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◇彼におまかせする「姫」として過ごす1日を作る。
姫は姫でも、「わがままなお姫さま」ではなく、
「1人では何もできない無力な姫」になるというワークです。
パートナーに協力してもらう必要がありますが、
丸1日、何もせずに全て彼にエスコートしてもらってください。
文句・指図・手出し・ダメ出し・コントロールは禁止です(笑)
何もできない姫なので、彼がやってくれたことに対してすべて「ありがとう」「嬉しい」「最高!」「ステキ~!」などと言いながら受け取ってください。
日頃、自立している度合いだけ、じっとしていられなくてお尻がムズムズするかもしれないし、
喜びを表現することに口がひん曲がりそうになるかもしれないけど、
〝無力な私〟をインストールして頑張ってみてください!笑
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◇心をゆだねるのが難しいあなたにおすすめな体重を預けるワーク
無力な姫として1日過ごすのは難しい…という方には、一瞬でできるワークがあります。
彼に全体重を預けて支えてもらうワークです。
彼にあなたの背後に立ってもらって、あなたが後ろに倒れて全体重を預けるという体位(笑)が
サレンダーレベルが高くておすすめなのですが
怖くてできない場合は向かい合ってやってみてもいいし、ソファに座って体重を預けるというのでもいいです。
キリヤマは妊娠中に下りエスカレーターで降りている時に彼に思い切り寄りかかっていました(鬼畜w)←真似しないでねw
彼にゆだねるというのは、彼を100%信頼するという意味です。
そして、彼を信頼するためには、自分との信頼関係もポイントになります。
本当は彼を信頼して〝心〟を預けたいのですが、
難しい場合はまずは〝体重〟から…ということで^^
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◇目隠しワーク
目隠しのワークは、目隠しをして彼に手を引いてもらって散歩します。(もちろん家の中でやってもいいです)
想像がつくとは思いますが、視覚によるコントロールが効かないので、怖いですよ〜。
サレンダーできていないと歩くことができません。
ダイアログ・イン・ザ・ダークという、暗闇を体験する施設がありますが、そこに行ってみるというのもいいですね^^
(緊急事態宣言により現在休止中ですが、都内だと神宮外苑にあるそうです)
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◇バンジージャンプワーク
バンジージャンプワークは、説明不要ですよね。
文字通り、バンジーを飛びます(笑)
これは強制的なので、苦行好きな方におすすめです。(えっ)
キリヤマ的にはサレンダーの体感を味わうには持ってこいのワークだと思っています!
なぜなら、私が過去にうまくいかない心理パターンを手放すときに感じた感覚は、まさにバンジージャンプを飛ぶくらい怖かったからです!
【回答】
パートナーにゆだねる(サレンダーする)というのは、
流れに身を任せるとか、抵抗しないとか、思考でコントロールしないというような意味合いに近いです。
サレンダーの世界には
文句・指図・手出し・ダメ出し・コントロールがありません。
怖さを感じつつ、その身を任せましょう〜!
◆ご感想・リクエストお待ちしています^^
キリヤマ的セクシャリティ論、連載第3回目はいかがでしたか?
分からないことや、こんなことを書いてほしい!などありましたら
お気軽にこちらからメッセージをお送りくださいね^^
次回以降の連載に反映させていきます。
※ただし、更新頻度は亀の歩みです!
(感想もどしどし待ってます!!!!!)
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お楽しみに~!
◆5月の個人セッションは【残1】となりました☆
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◆6/13(日)は「恋愛体質強化1DAYトレーニング!」カウンセラーの恋愛しくじり体験を踏み台にして幸せへの近道を見つけちゃおう!!
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