先日開催した「駆け出しカウンセラーのための聴き方講座」について、いただいた感想のご紹介と質問への回答をさせていただきます!
こんにちは!
心理カウンセラー/心理学講師の
桐山慶子(ケイティ)です。
先月に実施した、駆け出しカウンセラーのための聴き方講座について
受講してくださった方からのご感想の続きを紹介させていただきます♪
(この講座は2024年度中に動画販売予定ですっ!)
◆いただいたご感想
『聴く』ってだけなのに、こんなにもアプローチの仕方があるんだと驚きでした。
クライアントさんの話を引き出しながら、同時進行で意識しないといけないことが多くあって、講座の途中で勝手に落ち込んでしまいました。。
でも逆に
今駆け出しカウンセラーであることをアドバンテージにして、
これから経験を積みながら今回の学びを試していけるんだと思うと、
最後はポジティブに考えることができました。
駆け出しである今だからこそ参加する意味があったように感じています。
いただいた資料には定期的に目を通そうと思いました。ありがとうございました!
勉強になりました!
カウンセリングをしていると、特に序盤で頭が真っ白になる事がありました。
その理由と改善方法がわかりました!
◆講座の中で印象に残ったこと
全てのクライアウントさんの問いの根底にあるものは、どきり!としました。
思えば私もカウンセリングを受けるときに、結局はそれを問うていたと思います。
見立て、分析、などなど、カウンセリング技術はこれからですが、
この根底にある問いには、「もちろんですよ!」と全力で応えたいと思いました。
自分のカウンセリングのあり方が見えてきた気がしました。
とても分かりやすい講座でした。
カウンセラー養成講座を卒業して1年ほどですが、
改めて復習が出来たので受講してよかったです。
実践していけるように練習を積み上げたいと思いました。
ありがとうございます!!
◆講座の中で印象に残ったこと
”クライアントさんが、自分の伝えたことの60%くらいを分かってくれたら十分”というところ。
どうしても受け取ってほしい、状態が少しでも良くなって欲しいという気持ちから押し付けになってしまいがちなので、忘れないようにしようと思います。
ケイティさんの、知り合いの言葉に救われたというお話、一緒に泣いてしまいました。
以前にもお聞きして、その時も同じように泣いてしまった記憶があります。
人の温かさに触れると
”頑張ろう” ”癒された” ”嬉しい” などの感情を感じられると思うので、
そんな温さを与えられるようになりたいです。
遅れてすいません!アーカイブようやくみました!
ケイティさんの経験を含めてお話ししてくださり、ケイティさんのカウンセラーとしての熱い想いが聞けてめちゃめちゃ感動しました。
私も一人一人に丁寧に向き合って、
その方の幸せを応援するカウンセラーになりたいと思いました!!
ケイティ最高です!!らぶ♡
◆講座の中で印象に残ったこと
「大丈夫」の一言が「本当に大丈夫だと思ってくれている」の大丈夫で人生で救われた言葉だと心に残っている部分。
一言だけど、本心は伝わるんだなと泣きました。
あり方をいつも整えていきたいなと思いました。
先日は、ためになる講座をありがとうございました。
お弟子内で開催された時※と同様に桐山さんの熱量を感じながら、
自分から出てくる感覚が前回とは違うことに気づきました。
※内輪向けに開催した講座に続いて、2度目の受講をしてくださいました
前回は初めの方の質問で、カウンセリングの時だけ悩みを持っていると答えたのですが、今回はカウンセリング以外の時も悩みを持っているなと思いまして。
でも私は基本くよくよする性格で、身近な人からはカウンセラーやるのはすごく心配されるので、
そこからすると子供のころからの性質か。。と、
今また書きながら新たに気づきました(;’∀’)
少し前に、立派な胃潰瘍ができていることに気づいて心身ともに崩壊し(笑)もうカウンセリングの提供も、当分こうした講座の受講からも遠ざかるつもりでした。
が、何とのう受けたい気持ちに従い申し込みし、やっぱり受けるとタメになるなあと思いながら聞き、その後ゲートキーパー(ご存じかもですが、自殺防止関連のNPOが実施している)入門編の講習を申し込んでしまった自分を振り返ると、
昔自殺した友人のことはまだ心の中にあるのだなというか、何かはしないといけないんだなあという気がします。
そういう、
人を突き動かしてくれはるハートを桐山さんから感じる
熱さのある講座でした。
アーカイブ視聴期間で、メモをまとめようと思っています。
子育てもお忙しい中、講座を実施してくださってありがとうございました(*^-^*)
ありがとうございました。
相談業務に携わって長いんですが、基本に立ち返れた気がしました。
そもそも、私は今もひとが怖いです(笑)そんな自分が相談業務なんてやっていいのかなとどこかで罪悪感がありました。
クライエントさんのことを考えているようで、自分に意識が向いていることもよくわかりました(はずかしい・・・)
そもそも私はこの仕事をどうして続けているんだっけ?
という視点を取り戻せた気がします。
テクニックよりも「あり方」が大事というお話にとても励ましてもらえました。
ますます、ケイティさんのカウンセリングを受けてみたいと思いました。
「最近少しだけ、彼の態度が冷たい気がするんです」
この一文だけでも、あんなにたくさんの質問ができるとは驚いた。
正解を教えようとするのではなく
クライアントさんに反応する、と意識できたら、
情報はたくさん見えてくるんやと思った。
◆講座の中で印象に残ったこと
すべてのクライアントさんのご相談に共通している問い。
これをカウンセラー側がちゃんと感じることができたら、
カウンセリングのやり方というか意識、心構えがまるでちがってくるように思うし、クライアントさんへの尊敬や愛を感じられるように思う。
今までなんとなく人の話を聴いていたけど、相手の話を整理して、反応して、問題を掘り下げる質問をするためのテクニックがあるし、知っておくべき知識もたくさんあるんだなと思いました。
でもそれだけじゃなくて、クライアントさんの話を掘り下げて向き合っていくためには、
まずは自分がしっかりと自分の問題に向き合っていないと
できないんだなと感じました。
自分の場合は、ネガティブな感情を感じたくなくてスルーしたり逃げてしまうことが多いのです。
その状態だと話の中でクライアントさんのネガティブな感情が出てきたとき、向き合うのが難しいだろうなって思いました。
ケイティさんが、自分と向き合った分だけクライアントさんと向き合うことができるって言っていたけれど、本当にそうなんだろうなと思いました(刺さってました笑)。
また、講座が進むにつれて、
自分がクライアントさんに何を伝えたいのか、
どんな気持ちで接していたいのかも分かってきました。
ぼくは、寂しいと感じている人に「独りじゃないよ、大丈夫だよ」というメッセージを伝えていきたい人なんだと思います。
幸せな自分をイメージできない人が、この瞬間だけでも、少しでも笑顔になれたら嬉しいなって思いました。
ほんの少しだけでも、もしかしたら自分は独りじゃないのかもと思ってもらえたら嬉しいし、
クライアントさんがその時に孤独感が全然軽くならなかったとしても、自分はそのメッセージを伝えられる人になりたいなって思いました。
自分がそんな風に思ってたとは知らず、自分でもびっくりです笑
こんなに内面を掘り下げて気付きをくれるケイティさんの講座めっちゃすごいなぁって思いました(語彙力)!!
素敵な講座をありがとうございました!
*
たくさんのご感想をありがとうございます!!
◆【質問】「カウンセラーって無力だなぁ」と思った時にどう乗り越えている?
さぁ、そして本日はいただいたご質問への回答もいたしますね。
こんなご質問をいただきました。
ケイティさんが「わーカウンセラーって無力だわー」←こんなノリじゃないとは思いますが(汗)
そう思った時にどう乗り切ってはるか、お聞きしてみたいです。
ご質問ありがとうございます^^
講座の中で「カウンセラーという職業は無力感を感じやすい仕事なんですよ」というような話をしたので、その関連で質問をしてくださったのかと思います。
「わーカウンセラーって無力だわー」って、
そういうノリで思うこと、あります(笑)
私は今でも、自分の無力さに打ちひしがれてカウンセラーを辞めようかな…と悩むことがあります。
(信じてもらえないかもしれないけど、本気と書いてマジ!です。)
そういう時のキリヤマは、家でナメクジみたいに
「びろーん」って家の中を這いつくばってます。←そんな感覚ね笑
*
あとは、カウンセラー仲間に
(進化系)
カウンセラーなんて向いてないよ〜
(進化系)
もう無理かもしれないよ〜
(進化系)
わたしなんて無力だよぉぉぉ
とか弱音を聞いてもらうこともあります。
で、そんなふうに悩みながらも、続けてしまうんですよねぇ。
*
それってなんでなんだろう?というのを考えてみると、
無力さを感じることもある一方で、
人が誰かを愛そうとすることや、幸せを望む姿の美しさを知っているから、自分の大変さなんて吹き飛んでしまう
…って感じかなぁと思います。
カウンセリングは深刻なお悩みを聴かせていただくことも多いです。
ただ、
抱えていた罪悪感などの重たい気持ちが本来の愛に変わっていく瞬間や
もういちど頑張ろうとエネルギーを取り戻した瞬間というのは、
言葉ではうまく言い表せないけど
本当に美しくて、尊くて、感動するものなんです。
そういう場面に立ち合わせてもらえることが、私は本当に嬉しいし、逆に元気をいただくことさえあるのです。
だから続けられるのかも。
◆私が自殺防止の活動をやめてカウンセラーを選んだ理由
個人的な話になってしまいますが、話の流れで頭に思い浮かんだことをシェアさせていただきますね。
私が心理学に興味を持つようになったのは「父の自殺」がきっかけです。
「どうして追い込まれてしまったんだろう」「どうやったら防げるのだろう」って、学生時代は仲間と共に自殺防止活動に励んでいたこともありました。
けれど、しんどくなってしまったんです。
当時の私は、人よりも何もかもを深刻に受け止める節があって、父を助けられなかった(と感じている自分自身を)責めに責め続けていたからだと思います。
誰かを救うよりも、まずは「自分自身を救うこと」が必要な状態だったんです^^;
*
そこから紆余曲折ありつつ、今度はカウンセラーとして「その人の魅力を引き出すサポートする」「生きるって楽しいと思える心をつくる」ということにエネルギーを注ぐようになっていきました。
死を身近に感じた分、生きていくことの尊さを、身をもって伝えられると思ったから。
私自身が、その視点からアプローチしてもらうことで生きるのがすごくラクになったという経緯もあります。
*
もちろん自殺防止の取り組みも、とても大切なことです。
直接関わらない=関係ないとかではなく
自ら死を選択する人をゼロにしたいという想いは変わらぬままで…
私の仕事も「生きづらさを改善していく」「つながりを作っていく」という形で、
人が笑顔で生きていくことに貢献できていたら嬉しいなぁなんて思っています。
◆自分ひとりだけで抱え込まないこと
ん〜、ここまでなんか素敵っぽい事を書いてみましたが
全部ただの後付けのような気もします!!(えっ)
私たちは神様じゃないし、聖人じゃないし、人間だし。
「素敵な活動してるねって褒められたい。」
「スーツじゃなくて自分がかわいいと思った洋服を着て仕事したい。」
「時間に縛られたくない」みたいな。
そういう不純な動機も色々ありますよ。笑
*
なんか話がとっ散らかってきましたが強引にまとめます。
結局何が言いたいかというとですね。
無力感の乗り越え方の極意は
「自分ひとりで抱え込まないこと」なんだろうと思います。
(なんだよ、普通じゃん…というツッコミはしないでくれ!!!)
*
私は師匠たちから「自分から愛を止めてしまった時に苦しくなる」と教わってきました。
無力感に苛まれている時というのは
自分が誰かを愛することを止めている時。
愛を与えてもいないし受け取ってもいない時に起こりやすいのです。
*
だからもし、今あなたが無力感でつらいと感じているなら。
誰かにその気持ちを打ち明けたり
あなたを愛したいと思ってくれている人に目を向けてみてください。
※「自分のことなんて誰も興味ないし」と思うのは、幸せにならないための罠ですからね!
ずーっと愛で繋がるなんて神様仏様みたいなことはできませんから、無理のない範囲で大丈夫です。
「無力を感じる自分もいていいんだよ」
「自分を責める、鬼のような自分がいてもいいんだよ」
「そんな未熟な自分のことも承認していこう」
そんな風に思えたなら、肩の力が抜けると思いますよ^^
以上、参考にしていただけたら嬉しいです!
どうしても無力感が辛い時は
キリヤマに会いに来てね!
桐山慶子への
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桐山慶子のプロフィール
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動くキリヤマをご覧いただけます。
(根本カウンセラーのチャンネルに出演したときのもの↓)
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