行動できない・決められない時に考えたい3つの視点【動きたいのに動けない問題】

心理学

本日は、カウンセリングでいただくことが多い「2つの選択肢のどちらにすればいいか決められない」「行動したいと思う自分 と 行動できない自分がいて困っている」という【動きたいのに動けない問題】についての記事です。

不安や犠牲からの行動が多いと、無理して頑張ろうとしている状態なのでモチベーションが保てず動けなくなってしまいます。

また、行動しないことで別の目的から目を逸らせようとしているというケースもあります。

この記事では、行動できない時にそこから抜け出すための3つの視点をお伝えします。

こんにちは!
心理カウンセラー/心理学講師の
桐山慶子(ケイティ)です。

最近クライアントさんから寄せられるご相談で多いのが〝2つの選択肢の間で揺れ動いている〟というもの。

AかBか、どちらか決めきれない。どちらも捨てがたい…というような感じ。

この選択肢は、「AさんとBさん」のような「 誰か と 誰か 」の場合もありますし、

「 彼 と 仕事 」のように違うジャンルで比較していたり「 自分の意見 と パートナーの意見 」のように、自分と何かを比べて悩んでいることもあります。

また、「行動したい と 行動したくない」という相反する気持ちでヤキモキすることもあります。



どちらにしたらいいのか決められない…

そんな風に迷うこと、あなたにもありませんか?

◆行動できない・決められない時に考えたい3つの視点

ここからは行動できない時、決められない時に考えたい3つの視点を紹介していきます。

①そのままにする(忘れる)

「対処法でもなんでもないじゃん」と思われるかもしれませんが、これができなくて苦しいという人は意外と多いものです。

問題に囚われている時は、視野が狭くなってしんどさを感じるようになるのです。

こういう時って目の前を塞がれているような気持ちになって、「早くどうにかしたい!」と思うかもしれません。

でも、実はちょっと目を逸らすとそこまで深刻に悩む問題ではなかったな…ということもあります。

サッカーやテニス、ボクシングなどの競技で強い選手って、すぐに反応できるように競技中も身体に無駄な力を入れずに構えていますよね。

あれは力が入りすぎていると失敗したり反応が遅くなったり、本来の力が出せなかったりするためです。

心の仕組みも同じで、悩みにフォーカスしすぎると動きづらくなってしまうということがよくあります。

離婚問題に悩んだ時は、お相手に執着せずに距離を置いて冷静になった方がいい

復縁したいなら、復縁にこだわらずに自分の魅力を磨こう!

そんなアドバイスを読んだことはありませんか?

これは問題に囚われない方が、心に余白ができて良い選択(自分軸での選択)ができるようになるからです。

ですので、

動けない時は無理に動こうしない。その問題からちょっと距離を置いてみる。

…というのが、簡単かつ効果の出やすいアプローチ法です^^

②「モチベーション」「コンディション」「不安・怖れ」のバランスをチェックする

「決められないんです!」「行動に移せないんです〜!」というお悩みを持つ方が個人セッションにいらっしゃった時は

「まだどちらにもコミットできない(したくない)か、今は決める時ではないか…。という感じなのかもしれませんよねぇ。」と、お伝えすることが多いです。

↑ここには「どちらの選択肢も違う」という可能性も含んでいます。

AでもなくBでもなく、CやDという新たな選択肢が出てくるまでちょっと煮詰める必要があるのかもしれないし、

もしくはA’やB’のような選択肢が出てくることで、急にやる気になったりするかもしれません。



トイレが我慢できない時って、どんなことをしてでもトイレに向かいますよね。

「トイレに行きたいんですけど、トイレに行くかどうか決められないんです!」という人はまずいないと思います。

行動に移すためには【緊急性や重要性が高いこと】や、

【それが叶った時のヴィジョンが自分にとってメリットがあると思えていること】がとても大事です。

これが行動する時のモチベーションになります。

モチベーションは私たちが行動するためのガソリンのようなものです。

そして、【自分のコンディションが整っていること】も重要です。疲れていたらモチベーションが高くても動けないからです。

サクサク行動に移せる人は、このモチベーションの維持とコンディションの調整が上手な方が多いのです。

ですので、

動けない時や決められない時は、「そこに自分がやる気になるような動機があるか?」

「不安や怖れがやる気を阻害していないか?」「コンディションが崩れていないか?」などをチェックしてみるのをおすすめします。


(※まれに「不安や怖れを感じたくないから突き進みまくる!」という、怖れをガソリンに変えられるイノシシタイプの方もいます)

③別の目的が隠れていないかを考えてみる

悩んでいたい!という目的を持つ人にとっては

〝悩みを解決すること〟ではなく〝悩みを解決せず抱えておくこと〟に意味があります。

これは、「すぐに解決してはつまらないから」という暇つぶしパターンが原因になっている場合もあれば、

「ひとしきり苦しんだ後に解放感や達成感を感じた方が、生きてる感じがする」という人生にドラマティックな展開を求めるパターンが原因になっている場合もあります。

(潜在意識・無意識の話なので自覚していない場合も多いです)

また、本当に向き合うべき問題から目を逸らすためという場合もあります。

これは以前ダイエットのお悩み相談の記事でも触れたのですが、

「幸せな自分になるのが怖いから、そうならないようにダミーの問題を抱えて、そこに辿り着かないようにしよう」

と、いうものです。

幸せになれない理由を作って、幸せになるのが怖いという気持ちを落ち着けているような状態です。

この場合、目の前の決められない・行動できないことは本当の問題ではありません。

そこに気づかない限り、似たような悩みが繰り返されるか、

解決しそうで解決しない〝暖簾に腕押し状態〟が続くことになります。

ですので、

別の目的が潜んでいるパターンの場合は

「今悩んでいることは、実は大した問題じゃないらしい」という視点を持ってみることがポイントです。


ただし、本当の問題に向き合うことになるので、それはそれで覚悟がいります…!

◆あなたが心の自由を奪われるのはどんな理由からでしょう?

さて、今日は【行動できない・決められない時に考えたい3つの視点】についてお送りしました。

実は、このテーマ…7/5(火)の心理学講座にも関連してくる内容だったりします。

あなたがマウンティング女子に心の自由を奪われてしまうのはなぜなのでしょう?

目の前の相手に気を取られすぎて、自分らしさを失っていませんか?

競争がニガテなのにどうにか対決しようと、モチベーションの上がらないことをやろうとしていませんか?

「マウンティングされることで【魅力あふれる自分】になることを回避しているかもしれないよ」って言われたら、どんな気持ちがします?

傷ついた過去を封印するために、その頃の自分を抑える目的でマウンティング女子のターゲットに自ら志願しているとしたら?!

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