セクシャリティ解放ツアー!浅草ロック座でストリップを鑑賞したら女性性が開いちゃった話【キリヤマ的セクシャリティ論 vol.7】【キリヤマのおすすめ】

キリヤマ的セクシャリティ論セミナーレポートキリヤマのおすすめ

先日、女性4人でストリップの聖地「浅草ロック座」に行ってきました!

実際に行ってみてストリップへのイメージが変わったとともに、セクシャリティの解放にもとっても効果的!!と感じたので、その理由などをレポートしまーす!

こんにちは!
心理カウンセラー/セミナー講師の
桐山慶子(ケイティ)です。

突然ですが、あなたはストリップを見に行ったことありますか??

キリヤマは「ストリップショーに行ってみたい!」とずっと思っていました。

というのも、いい子ちゃん出身の人は日頃隠している悪い自分を出すために、

何かに極端に依存したり
(買い物依存、恋愛依存、SEX依存、ハードワーク、やけ食い、摂食障害、ギャンブルなど)

手のかかる男性に引っかかったり、イヤな目に遭ったり
(ダメンズ恋愛、DV、モラハラ、いじめ、性的嫌がらせなど)

誰にも言えない秘密を抱えたり
(浮気や不倫などの幸せになれない恋愛、自傷が止められないなど)

こういった刺激的な出来事を引き起こすことで、

抑え込んでいる自分の感情を発散して、無意識に心のバランスを取ろうとするパターンがあるのです。

(詳しくは過去記事参照



スポーツや趣味で健康的に自分を解放したり、旅行のように非日常的な時間を過ごすことでストレスを解消できるならそれが一番ですが

強い罪悪感や無価値感を抱えている人は、それじゃ物足りない(自分を解放しづらい)と感じてしまうことがあるんですよね。

だからストリップくらい非日常なものに触れる方が

「非日常な場所だから、いつもとは違う自分が出てきちゃっても大丈夫」と

自分自身を解放する許可が出しやすくなるんじゃないか?

いつもとは違う世界に触れることで、いい意味で凝り固まった観念が崩れるんじゃないか?

そんな風に思ったのがストリップを見に行こうと思ったきっかけです。

「見に行ってみるぞ」と決めるところからすでに非日常。

公式LINEで行きたい人を募ったら、私の趣旨を説明せずともあっという間にメンバーが揃ったので、気になっている女性はきっと多いのだと思います。

◆いざストリップの聖地、浅草ロック座へ!

私は浅草に1年くらい住んでいたことがあったので、ロック座のある通りを通ったことは何度もありました。

もちろんそこがストリップ場であることも知っていて。

(だからアンダーグラウンドな場所の選択肢にストリップが入ってきたんだと思う)

事前リサーチで女性客が増えているらしいことは知っていたとはいえ、ドキドキ!!

狙っていたのは16時頃の公演だったんだけど、SNSで連日大入り(満席)という呟きを発見したため予定より早めにロック座に向かいました。

(豆知識①:ストリップでは満員御礼を「大入り」というらしい)

いざ、向かってみるとお花やら踊り子さんたちの写真やらがたくさん。

「なんか、華やかでキャバクラの入り口みたいだ…」 ←キャバクラでバイトしてたことがあるので知ってる。笑

螺旋階段を上がった先の受付で「初めてなんですけど…」と伝えたら、スタッフのお兄さんが親切に教えてくれました。

このスタッフのお兄さんがヒジョーに爽やかで、雷門前にいる人力車のお兄さんのようでした。

で、「ショーの合間の休憩時間に来れば少し席が空いて4人でも座れると思う」とのことだったので、一旦カフェに移動して時間を待って再度劇場へ。

◆場内の様子

受付で入場料を払って、いざ場内に入ります。

右も左もわからぬ我々は、ステージや花道近くの空いてる席に座ってみました!!席は自由席なのです。

場内は撮影禁止(スマホを出すのも禁止)なので、手書きで解説!

劇場や踊り子さんの人数によって変動があると思いますが

今回、私たちが見たショーは2時間弱の間に8つのパートがありました。

パートごとにメインの踊り子さんがいます。(個人のショーが7つ+最後の1つは全員で)

(豆知識②:ストリップではこのパートを「景」と呼ぶ。1景・2景みたいな。なんか粋だわ〜)

ストリップって、セクシーなダンスが多いのかな 、暗くて閉鎖的なのかな、 鼻の下が伸びてるおじいちゃんばっかりなのかな(笑)なんて、勝手なイメージがあった私。

実際は裸で踊る時間はほんの少しで、基本は衣装を身に纏って踊る華麗なショーでした。

踊りにもテーマがあるので、まるで演劇を見ているような感じ。

お客さんは若者は少なかったけれど、外国人や女性1人で来ている人もいたり、カップルで来ている人もちらほら!

曲もいやらしい雰囲気の曲というよりはMISIAとかYUKIとか一般的なJ-popや、ノリのいい洋楽曲が流れていることが多かったです。

(なんか思ってたんと違うなぁという現象は、ドリフのカトチャンの「ちょっとだけよ〜」というコントの影響が私の中にものすごくあることに気がついた。ドリフってすごい。)

※今は風営法で性行為を想像させるようなショーは公然わいせつになってしまう様子。あくまで芸術としてのショーという位置付けで演出されているのだと解釈。

◆ストリップなので、もちろん丸見え…!

演劇を見ているような感覚とはいえ、ストリップショーですから曲が進むにつれて踊り子さんがあられもない姿になっていきます。

何曲か踊ったあと、中央の回転ステージに移動して始まるストリップショー。

(豆知識③:回転ステージのことを「盆」と呼ぶ。盆でのショーはストリップの見せ場で「ベッドショー」と呼ばれる)

女性の全裸を最後まで見れるだろうか(途中で精神的にしんどくならないだろうか)なんて思っていたのは完全な杞憂でした。

裸に近い状態で踊る姿にいやらしいという印象はなく、ただただ「女性の身体って美しい」と、惚れ惚れするばかり。

あまりにも自然に脱いでいくから、1景では気づかなかったほど。

「あれ?!いつ脱いだ?!」みたいな。

感受性全開な私は、終始踊り子さんたちの感情をビシバシ受け取っちゃってたんですけど、

彼女たちは心の底から楽しそうでしたし「一緒に楽しもうよ!」という意識もすごく感じました。

(舞台の上からも客席が見えるくらいの距離感・明るさなので、何度も目が合う。女性4人で並んで見てたので相当目立っていたのかも?)

そして同時に感じる、踊り子さんの息遣いや筋肉の細かな動き。

ストリップって一種の芸術なんだなぁ。

と感じながら、そのしなやかさや美しさに釘付けになったまま2時間のショーがあっという間に終わりました。

ストリップはセクシー女優をされてる方が踊り子をするケースが多い中、踊り子さんの魅力に憧れてストリップの道へ進む一般の女性もいるようです。

…なんか、わかる!(私もあと20歳若かったら…!←えっ)

◆ストリップ鑑賞で感じた女王的・圧倒的なオーラ

この記事はキリヤマ的セクシャリティ論なので、キリヤマ的解説も…。

私たちがセクシャルエネルギー(自分らしさ/人を惹きつける魅力/性的魅力)を意識する時というのは、同時に「恥ずかしさ」や「劣等感」を感じることもあります。

魅力が解放されると目立つので人目を惹くのですが、

見られることを意識しすぎて、自分らしさを〝楽しむ方〟ではなく〝恥ずかしさ〟の方にフォーカスしてしまうと、

自分の放つエネルギーが途端に苦しいものになってしまうのです。

逆に、恥ずかしさと上手に付き合うことができると、背筋がピシッと伸びたり、凛とした自分を創る要素にもなりえます。(そしてカリスマ性が開く)

芸能人が売れていくと魅力的になって輝いていくのは、この〝見られている意識〟と上手く付き合いながら恥ずかしさを昇華させてカリスマ性を開くことをしているのかなと。

ストリップを鑑賞してみて、自分の裸を知らない人に見せることって「究極にさらけ出してるよな」「全部見られちゃってるよな」と思ったわけですが、でも、そんなことどうでもよくなっちゃうくらいに美しくって。

それって踊り子さんそれぞれが魅せ方を徹底的に追求して、自分の持つ個性をしっかり受け入れているからこそなんですよね。

隠すものが何もないって、その人の生き様がすべて滲み出てしまうものなのだと思うから。

そこに恥ずかしさや劣等感があったら、堂々と楽しく踊れないと思うから。

(日頃、見えない強固な鎧を身に纏っている武闘派女子としては、踊り子さんのその覚悟に脱帽するばかり…)



女性は男性から好奇の目で見られて「搾取される側」「奪われる側」という感覚があることも間違いではないけれども、

私が見たストリップは

踊り子さんたちから豊かなエネルギーをただただ〝与えてもらった〟感覚で

彼女たちに女王的・圧倒的なオーラを感じました。

(多分これが「カリスマ性」的な魅力!)

◆ストリップを見た後の変化

同性の肉体美を2時間も見ると、自分が「女性」であるという意識が強まります。

家に帰ったら、あの完璧な身体と自分のだらしない身体を比べて自己嫌悪しちゃうのでは?なんて思っていたけど

意外にも(?!)そういう思いはまったく出てこなくて

むしろ、自分の身体を大切に扱いたいなという優しい気持ちが湧いてきました。


それと同時に

夫がいつも以上に、私を女性として丁寧に扱ってくれるようになりました!

(夫にはストリップ鑑賞の話は1ミリもしてません)

私の感じ方が変わったので、夫の振る舞いを優しく感じられるアンテナが立ったということなのかなと。

それは色々なタイプの女性がいて、それぞれが美しいんだというのをストリップを通して「体感」できたおかげかもしれません。

実際、今回のショーは大人っぽい、無邪気、かっこいい雰囲気の女性だったり、

見た目的なことで言えばスレンダー、肉感的、アンダーヘアの整え方も様々…というように色々なタイプの踊り子さんたちを同時に見れたということも良かったのかも。



男性は男性で自分の力強さみたいなものを感じたり、美しい女性を目の前に癒しをもらえたりするのかもしれませんね。

そして先ほど「エネルギーを与えてもらった」と書きましたけど、

性的なことだけでなく、踊り子さんのかっこいい生き様に勇気をもらうみたいなこともありました。

(私が一方的にかっこいい生き方だなと思っているだけだとしてもね!)

常連さんたちは、彼女たちが脱いでるかどうかというのはそれほど重要ではなく、

「その彼女たちの生き様に触れたい」「踊り子さんたちの表現者としての人生を応援したい」と思って通っているんじゃないのかな。

◆ストリップ鑑賞、予想以上に良かった!

今回あまりにも刺激を受けてしまったキリヤマは、ストリップ関連の記事なども色々読んでみました。

どうやら風営法の改正・施行でストリップ劇場を新たにオープンさせたり、既存の劇場を増改築することは難しいみたいです。

「女性差別」「女性蔑視」という理由からレースクイーンやラウンドガールなどが廃止されつつある時代の流れも考えると、

日本のストリップショーの文化もいつまで残ることができるのか?というところなのでしょうか。

セクシャリティを解放するのは必ずしもストリップである必要はないですし、そういうものに抵抗感のある方にはおすすめしませんが

少しでも興味があるなら、今のうちにぜひ体験してみてはいかがでしょうか^^

(ストリップ鑑賞ツアーはキリヤマ企画でもしばらく続けます。気になる方はLINEに登録しておいてね!)

いやぁ…熱が入ってびっくりするくらいの長編でのお届けとなりました〜。

最後までお読みいただきありがとうございます。

私の記事があなたのセクシャリティー解放のヒントになっていたなら幸いです!!

今回ご一緒してくれたあかよさん、まきこさんはご自身のブログでも感じたことを書いてくださいました!そちらも参考にしてみてくださいね^^



また、キリヤマ的セクシャリティ論が気になるあなたはこちらの過去記事もどうぞ!!

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