いい子ちゃんを卒業して大人のオンナとして踏み出すために「私は淫らなオンナです」と唱えましょう！【キリヤマ的セクシャリティ論 vol.６】

「聞き分けのいいキャラは終わりにしたい」「優等生でいることに疲れた」「色気のある女性が羨ましい」「彼（夫）はいるのに日常が楽しくない」

そんなあなたの心に効くアファメーションをご紹介します。

こんにちは！
心理カウンセラー／セミナー講師の
桐山慶子（ケイティ）です。

LINE公式アカウントに登録していただいた方への限定サービスとなっている、オリジナルアファメーションの作成♪

アファメーションは継続カウンセリングを受けていただいている方にも、お作りすることがあります。

最近はセクシャリティにまつわるご相談が増えてきたこともあり

それに合わせてちょっと大胆なアファメーションを作ってみました！

今回は、解説を書き出したら結構なボリュームになったので

【キリヤマ的セクシャリティ論】とのコラボレーションでお送りいたしますね。

【キリヤマ的セクシャリティ論】これまでのシリーズ

パートナーシップを育む上でもとっても大切な話。

エネルギー込めて書きましたので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

◆あなたらしさが失われている時は、あなたのセクシャリティのバランスが崩れている時
◆今回のアファメーションはこんな人におすすめです
◆「私は淫らなオンナです」と言えますか？
◆自分の中の闇を出すために罪悪感を使う
◆強い嫌悪感から、セクシャルエネルギーを完璧に封印している人もいる
◆実際にアファメーションを試した方からのご感想
◆アファメーションの解説

◆あなたらしさが失われている時は、あなたのセクシャリティのバランスが崩れている時

セクシャリティと聞いて、あなたが連想するのはどんなことでしょう。

性的な魅力、性自認、性指向（性のあり方）、生命力…どれもセクシャリティと言われるものです。

心理学の世界だと、「自分らしさ」「男性性」「女性性」などの言葉で表現されることが多いでしょうか。

また、「色気がある」とか「オーラがある」という表現も、セクシャリティのことだと思っていただいていいかと思います。

人を惹きつける魅力
＝セクシャリティ

なのですね。

＊

カウンセリングにいらっしゃる方の中には、

このセクシャリティのバランスが崩れている（あなたらしさを失っている）ことで、

変な人や困った現実を惹きつけてしまっているというケースが少なくありません。

＊

これは子供から大人へ成長する過程で

親との間に

「怒られた！」
「他の兄弟の方が愛されてる！」
「話を聞いてもらえなかった！」

などのハートブレイクがあったり、

友達との間で

「仲間外れにされた！」
「バカにされた…」

などのつらい出来事に遭遇したりすることで

・自分らしくいることはいけないことである
・そのままの私では愛されない

という誤解が生じて引き起こされるものです。

＊

◆今回のアファメーションはこんな人におすすめです

カウンセリングでは上記のような誤解の元となった出来事を見つけて、癒していきます。

（これが自分らしさを取り戻していく＝セクシャリティを解放するプロセスということになります）

＊

セクシャリティを解放していくアプローチは数多くありますが

今回のアファメーションでは「罪悪感」「タブー」「アンダーグラウンド」などに照準を当てて作成しました。

罪の意識を強く持っている人の心を、緩ませていくような効果が期待できます。

具体的にはこれのどれかに当てはまったら、今回のアファメーションを試してみるといいかなと思います。

・性的なことがタブーな環境で育った
・家族に負担をかけないように、いい子にしていた
・母親やきょうだいから嫉妬されていた
・小さい頃から、あまりわがままを聞いてもらえなかった
・自分は感情の起伏が少ない（家族に感情の起伏が激しい人がいる）
・いじめられた経験がある
・夫もいるし彼（もしくは夫以外に好きな人）もいる
・２番手の恋をすることが多い
・浮気や不倫のパターンが直らない
・気づけば誰かの引き立て役になっていることが多い
・生活には満足しているが、最高かと言われるとそうではない
・物足りないからといって、今の状況を手放したくはない
・世間の目が気になる

＊

◆「私は淫らなオンナです」と言えますか？

◇私たちは魅力的な人になろうとして頑張りすぎている

突然出てきた「淫らなオンナ」笑

びっくりさせてしまったらすみません。

キリヤマ調べでは、セクシャリティを解放していくにあたって行き詰まりを感じている方の中には

自分の醜さ／ドロドロさ／激しい嫉妬／個人的な欲望　などを嫌悪して禁止してしまうケースが少なくないのです。

魅力的な人になるために、自分の闇を封印して頑張りすぎてしまっているのですね。

＊

今回は具体的に何人かのクライアントさんを思い浮かべて作ったのですが

私の知っている数人に当てはまるということは

日本で１０００万人（！）くらいは余裕で当てはまるんじゃないかしらと思います。

私たちが隠している醜さや闇の部分の代表が「淫らなオンナ」ということです。（そうじゃない人もいますけど）

日本は〝恥の文化〟なので、恥ずかしいところを知られてしまうことに対しての怖れがとても強いのです。

＊

◆自分の中の闇を出すために罪悪感を使う

先ほど、自分の醜さ／ドロドロさ／個人的な欲望　などを嫌悪して禁止してしまうケースがある…と書きましたが、

ずっと禁止したまま過ごすのはつらいので、多くの人はどこかしらでガス抜きをしています。

そこで出てくるのが
「罪悪感」「タブー」「アンダーグラウンド」

普段出せないものは、非日常を使って放出するのです。

多いのはギャンブル、買い物依存、借金、浮気や不倫、ハードワーク、拒食や過食などなど…

一般的に良くないとされていることを続けてしまうパターンです。

「こんなみっともない自分は許されない」
「こんな自分は（表の世界じゃ）誰にも見せられない」

という感覚を持っているからこそ、悪いことがやめられなくなります。

＊

綺麗な自分は表の世界に。
醜い自分は裏の世界（アンダーグラウンド）に。

そうすることで、心が壊れてしまわないようにバランスを取っているのです。

◆強い嫌悪感から、セクシャルエネルギーを完璧に封印している人もいる

アンダーグラウンドを使って自分の心の闇を解放するというパターンを紹介しましたが、

もうひとつ多いパターンとして、

「私は純粋！」という呪文を唱えて、自分の闇を完璧に密閉封印している人もいます。

私はこれを〝偽の女神性〟と呼んでいるのですが、仕組みとしてはこういった感じ。

女性としての強力な嫌悪や怖れがある
↓
セクシャルエネルギーに
悪いイメージしかない
↓
遠ざけたい
↓
聖母のような仮面を被って
完璧に大人の女性の色気を隠す
↓
隠した事実さえも忘れてしまうくらい
強力に封印する

このタイプの方は、一見とても清楚で素敵な女性に見えます。

本人的にも「自分には全く色気がない」「色気とは無縁」と思っていることがほとんどです。

ですがピュアに見える一方で、その奥ではセクシャルエネルギーを抑圧している状態ですから、

これが生きづらさやパートナーシップでの行き詰まりとなって、やがて表れてくるのです。

（だから「自分って色気がない」と思っていて、かつ、セクシャリティに興味がある人はこのタイプを疑った方がいいかもしれません。）

＊

このタイプの方はカウンセリングに来て初めて自分の女性らしさに気がついて驚愕する…ということになります。

長年色気がないと思って生きているので、なかなか受け入れられません。

今回のアファメーションは、

この〝偽の女神〟パターンを持っている人にとっても、女性らしい要素に目覚めていくためのきっかけになってくれるのではないかと思います。

さて、あなたはどちらのタイプでしょうか？

＊

◆実際にアファメーションを試した方からのご感想

実際にこのアファメーションを試した方からは、こんなご感想をいただいています。

「最初は嫌悪感が出てきたけれど、唱えているうちに『そりゃそうだよな』と思っている自分が出てきた」

「自分の闇に蓋をしているかもしれないことに気がついた」

「アファメーションで取り入れると『私も罪な女を名乗っていいんだ！』とテンションが上がった」

「破壊力凄すぎる！（でもやめられない）」

「これまで聞いたアファメーションの中でダントツに良かった！」

◆アファメーションの解説

このアファメーションは「淫らなオンナ」になることを推奨するものではありません。

自分の中のタブーをやわらげるために唱える

→ それによって本来の自分らしさを解放しやすくする！ということを狙っています。

そもそも「淫ら」というイメージは人によって違うと思います。

ぜひ、自分がこのアファメーションを唱えることで、どんなことをタブーに思っているのか試してもらえたらなと思います。

＊

ちなみに、ズバリ書きます。

恋愛するのは綺麗事でもできますが

愛を育みたいなら、汚いところも触らないと先に進めませんよ。

自分の中の光と闇を受け入れていくことで、相手の中の闇を溶かしてあげられるようになっていきます。

ということで、まずはこのぶっ飛んだアファメーションを唱えることで免疫をつけていきましょう！

音声アファメーションはこちら！